「一部の国でサイバー犯罪防止に関する関心が十分でない」との見解を、英国eBayで信用・安全を担当するマーク・リーが述べている。3月第1週にロンドンで開催されたe-Crime Congress(電子犯罪会議)でのことで、オークションサイトをターゲットにする詐欺犯罪者への対応
●サイバー戦の現実
2月末頃から、McAfeeやF-Secureなどのセキュリティベンダ各社が、携帯電話を攻撃するマルウェアを発見したとして、警告を行っている。
米国ワシントンDCに本部を置くSANS Institute。1989年の設立以来、ITセキュリティの研究や教育、セキュリティ専門家のスキルを証明する試験開催などを行っている非営利のセキュリティ組織だ。このSANS Instituteが、1月14日、2008年のサイバーセキュリティ脅威を発表し、
経済がグローバル化していると言われて久しいが、サイバー犯罪の世界も同様のようで、ロシアのマフィアが数ヵ国語を操るハッカーを探していると『Tech.co.uk』が伝えている。
●サイバー犯罪者もサーチエンジン最適化(SEO)を利用
米国の名門大学、ハーバード大学のウェブサイトの1つがハッキングされたようで、サイトの内容がBitTorrentのネットワークで見つかった。
デスクトップコンピュータやノートブック、その他コンピュータの部品などを販売するGeeks.comのウェブサイトがハッキングされ、顧客の個人情報が被害を受けた。ここまでは、日常茶飯事化している情報漏洩事件の1つのようだが、"HACKER SAFE(ハッカーセーフ)"証明を出し
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