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2025.12.08(月)

特集ニュース記事一覧

今日もどこかで情報漏えい 第42回「2025年10月の情報漏えい」永遠に不滅のダブルチェック神話 画像
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今日もどこかで情報漏えい 第42回「2025年10月の情報漏えい」永遠に不滅のダブルチェック神話

10 月に最も件数換算の被害規模が大きかったのは、スターバックスコーヒージャパン株式会社とBlue Yonder社による「新たに約 40,700 名分の従業員 ID 漏えいが判明 ~ スターバックスが利用するシフト作成ツールへ不正アクセス」の約 72,200 名だった。

今日もどこかで情報漏えい 第41回「2025年9月の情報漏えい」不正持ち出し情報を入手して特殊詐欺グループに提供 上流下流すべて真っ黒 画像
コラム

今日もどこかで情報漏えい 第41回「2025年9月の情報漏えい」不正持ち出し情報を入手して特殊詐欺グループに提供 上流下流すべて真っ黒

 ありふれたメール誤送信だが静岡県の再発防止策はひと味違っていた。委託先事業者に対し「緊急の連絡事項が生じた場合であっても、複数人で対応できない時間外等にはメール送信を行わないことを徹底」したとのことだ。ダブルチェックにかける安全神話的なものを感じる。これでチェック漏れがなくなるという保証など何もないからだ。

今日もどこかで情報漏えい 第40回「2025年8月の情報漏えい」個人情報が借金の担保になることが実証か 画像
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今日もどこかで情報漏えい 第40回「2025年8月の情報漏えい」個人情報が借金の担保になることが実証か

 2 件目はジブラルタ生命保険株式会社の奈良支社に所属していた元営業社員が、在籍時に担当していた顧客情報を持ち出した疑いが判明したというものだ。この元営業社員は、持ち出した顧客情報を金銭貸借の担保として無登録の金融業者に提供した疑いもあるとのこと。

今日もどこかで情報漏えい 第39回「2025年7月の情報漏えい」同僚の人事情報を盗み見る対価 画像
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今日もどこかで情報漏えい 第39回「2025年7月の情報漏えい」同僚の人事情報を盗み見る対価

 1 件目は、奈良市 道路維持課 主務の技術職員(35歳)が、少なくとも計 31 回にわたって人事課などの職員になりすまし、人事データやメールのやり取りなどを閲覧する不正アクセス行為を行ったことへの処分だ。本連載でも何度もくり返し取り上げているが、やはり同僚の人事情報というのは、停職処分を喰らってでも覗きたい抗いがたい魅力があるものなのだろう。

今日もどこかで情報漏えい 第38回「2025年6月の情報漏えい」7月11日に求刑通り有罪判決 画像
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今日もどこかで情報漏えい 第38回「2025年6月の情報漏えい」7月11日に求刑通り有罪判決

 6 月に最も件数換算の被害規模が大きかったのは、損害保険ジャパン株式会社による「損害保険ジャパンへの不正アクセス、顧客や代理店のデータが漏えいした可能性を否定できず」の 約 9,040,000 件 だった。日本の首都である東京23区の人口 973 万人に迫り、あと少しで大台の 1,000 万人に手が届きそうな、まさに日本一と言っても過言ではない立派な数字である。

ここが変だよ日本のセキュリティ 第 50 回「内部不正から始まる異世界生活」(後編) 画像
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ここが変だよ日本のセキュリティ 第 50 回「内部不正から始まる異世界生活」(後編)

 今回は、内部不正の最大の要因「動機」について解説します。いかに内部不正が人類の歴史と共にあり続けたか、古からのキリスト教の7つの大罪をもとに分析する分かりやすい。人の欲望というのは、科学や文明が発達しても変わらないもんだ。中編で解説した不正のトライアングルそれぞれの対策も、教科書的なモノではなく、現場のリアル的なものを提示しますよ!

Interop Tokyo 2025 Best of Show Award 審査結果と評価 画像
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Interop Tokyo 2025 Best of Show Award 審査結果と評価

 Interop Tokyo Best of Show Award は「技術的新規性」「技術的優位性」「コンセプトの新規性」「動態 / デモ展示をしていること」「訪問審査に対応した説明員のプレゼンの的確さ」「Interop Tokyo の開催日にあわせて製品やサービスが発表されているか」「社会に与えるインパクト」等の項目によって評価される。

今日もどこかで情報漏えい 第37回「2025年5月の情報漏えい」やる気満々に誓約書は無力 画像
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今日もどこかで情報漏えい 第37回「2025年5月の情報漏えい」やる気満々に誓約書は無力

 5 月に最も件数換算の被害規模が大きかったのは、株式会社保険見直し本舗グループによる「保険見直し本舗グループへのランサムウェア攻撃、約 510 万件の顧客情報が漏えいした可能性」の 約 510 万件 だった。

民主主義殺人事件 - 如月姉妹社の事件簿 第16回 最終回「民主主義殺人事件」 画像
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民主主義殺人事件 - 如月姉妹社の事件簿 第16回 最終回「民主主義殺人事件」

 如月が満面の笑みで付け加えた。これがもうひとつの重要な要素だった。こんなことは長く続けられない。でもたった五年でよいのだ。

脆弱性診断を盗んだ男 画像
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脆弱性診断を盗んだ男

 「松野?」と厳しい表情に豹変したA社のB氏は記者の目をまっすぐに見てそう問いかけてきた。「松野だと貴様? おまえいま松野って言ったか?」完全にそういうトーンだった。心の中のオートマチック拳銃のスライドが前後して銃弾が薬室に送り込まれ、金属同士が互いに親密に一体となる不吉な音が聞こえたような気がした。

民主主義殺人事件 - 如月姉妹社の事件簿 第15回「別次元の存在」 画像
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民主主義殺人事件 - 如月姉妹社の事件簿 第15回「別次元の存在」

 佐藤の表情が険しくなる。全く予想していなかった結論なのだろう。だが、これが論理的な結論だ。それにしても佐藤がここまで感情的な反応を見せるとは思わなかった。

今日もどこかで情報漏えい 第36回「2025年4月の情報漏えい」もはや人の手は借りない メール誤送信 新時代幕開け 画像
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今日もどこかで情報漏えい 第36回「2025年4月の情報漏えい」もはや人の手は借りない メール誤送信 新時代幕開け

 4 月に最も件数換算の被害規模が大きかったのは、インターネットイニシアティブ(IIJ)による「「IIJセキュアMXサービス」に不正アクセス、4,072,650 件のメール情報が漏えいした可能性」の 4,072,650 件だった。しかし、IIJ ではその後情報漏えいの事実が確認されたのは、最初に漏えいの可能性があるとしたメールアカウント 4,072,650 件のうち 311,288 件が該当すると大幅に下方修正した。最大値を速報。インシデント情報共有の見本である。

民主主義殺人事件 - 如月姉妹社の事件簿 第14回「超可能犯罪」 画像
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民主主義殺人事件 - 如月姉妹社の事件簿 第14回「超可能犯罪」

 「今回の事件は『超可能犯罪』です。君島さんがこの事件を私たちに託したのは、典型的なサイバー犯罪のテンプレートにあてはまるからでした」

ここが変だよ日本のセキュリティ 第 49 回 「横領! 一平ちゃん! 2024年はトラスト・ゼロ元年だった!」(中編) 画像
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ここが変だよ日本のセキュリティ 第 49 回 「横領! 一平ちゃん! 2024年はトラスト・ゼロ元年だった!」(中編)

 2024年は金融機関にとって信頼を失いまくった1年だった。前代未聞クラスの内部不正の不祥事が、金融庁、東京証券取引所、野村証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行で発生した。これだけの大型不祥事が連続すると、恐怖!機動ビグ・ザムを量産されたみたいな絶望感だよ。インサイダー取引 量産型ビグ・ザムだ。やらせはせん!やらせはせんぞ!!

民主主義殺人事件 - 如月姉妹社の事件簿 第13回「アリバイとムリバイ」 画像
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民主主義殺人事件 - 如月姉妹社の事件簿 第13回「アリバイとムリバイ」

 「そのふたつに絞って、もう一回データを確認する? あれ? ちょっと待って大事なことを忘れていたんじゃない?」

Non State Actor 図鑑(13)なんでも一見もっともらしく見せる魔法使い ~ 事例主義者 画像
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Non State Actor 図鑑(13)なんでも一見もっともらしく見せる魔法使い ~ 事例主義者

 ちなみに事例主義がもっとも猖獗を極めているのはメディアの報道である。事件や問題が起きると、それが日本全国で起きている、あるいは、その時代や世代に蔓延しているかのような報道になっているような表現をするのは、悪しき事例主義そのものと言える。医療の世界でも同じだ。一定の確率で薬や治療で事故は起きる。しかし事例主義的報道によって、時として薬や治療法そのものへの拒否反応につながる。

民主主義殺人事件 - 如月姉妹社の事件簿 第12回「稀有なポジション」 画像
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民主主義殺人事件 - 如月姉妹社の事件簿 第12回「稀有なポジション」

 如月は手を引っ込めると、ぺらぺらと念仏のようにつぶやきだした。それは違うんじゃない? と突っ込みたいが、いつものことなのでスルーする。ああやって話すことで頭を整理しているのだ。本人も話している内容が正しいとは思っていない。

「記事を書け」その一言が卒業研究の意味を変えた ~ 私のゴールド・エクスペリエンス・レクイエム 画像
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「記事を書け」その一言が卒業研究の意味を変えた ~ 私のゴールド・エクスペリエンス・レクイエム

 本命だった三社目、ScanNetSecurity からの返答は一向に届きませんでした。ところが、その日の夕方、奇跡が起きました。ScanNetSecurity からの返事が届き、なんと「条件付きで許可する」とのこと。その条件とは、「卒業研究の体験を記事として寄稿すること」。まさに、今この文章を書いていることが、その条件の実行なのです。

民主主義殺人事件 - 如月姉妹社の事件簿 第11回「容疑者リスト」 画像
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民主主義殺人事件 - 如月姉妹社の事件簿 第11回「容疑者リスト」

 箱崎はわくわくしてきた。こうやってふたりで話しながら可能性を確認してゆくのは楽しい。見ていた世界ががらっと姿を変えることも多い。今回もそうなりそうな気がしてきた。

今日もどこかで情報漏えい 第35回「2025年3月の情報漏えい」日本の不正アクセス史上最も爽やかなリリース 画像
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今日もどこかで情報漏えい 第35回「2025年3月の情報漏えい」日本の不正アクセス史上最も爽やかなリリース

 岡山県精神科医療センターへはランサムウェア攻撃の調査を専門家に依頼するにあたり、その目的を「つまびらかに事実を記載し、ひとえに今後の対策にとって重要な情報を正確に把握して、公表すること」とし「一切の忖度なしで事実と責任の所在を明確にし、今後の警鐘とすることをお願いし」たとのことだ。

 いろいろ考えさせられる文言である。それは、基本的には、あらゆるフォレンジック調査依頼とはこうした趣旨で行われなければおかしいからだ。とはいえわざわざこんなことを冒頭に書くのは明確に意志を感じた。

民主主義殺人事件 - 如月姉妹社の事件簿 第10回「開かれた公平な世界」 画像
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民主主義殺人事件 - 如月姉妹社の事件簿 第10回「開かれた公平な世界」

 今、佐藤は自分がしてきたことを受け手の立場で解析している。Fatebook 社がアジア各国に提供してきた無償インターネットサービスがなにをもたらしたか、SNS がなにをもたらしたか。

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