1992年からアンチウイルスを中心とした「Dr.Web」ブランドをワールドワイドで展開しているITセキュリティソリューションベンダだ。特にその駆除能力の高さが評価されており、ロシアでは政府や金融機関とのさまざまな取り組みも行われているという。今回は、同社CEOであるBoris A. Sharov(ボリス・シャロフ)氏にお話をうかがった。
――日本語がとてもお上手ですが、いつから日本に?
1994年からです。もともと日本の文化に興味があって、モスクワの大学で日本語を勉強しました。
――「Dr.Web CureNet!」について教えてください。
Doctor Webが提供している「Dr.Web CureNet!」は、インストールすることなくPCをスキャン・駆除できるツールです。こういった、他のアンチウイルスとの同居が可能な「セカンドオピニオン」の製品は他社にないものです。個人向けに無償で提供している「Dr.Web CureIt!」も含めると、昨年世界では600万回ダウンロードされています。また、Android向けの無償版のダウンロード回数は、ワールドワイドで1,000万回を超えています。