モリス氏自身を含めて、ロンドン大会を通じての気づきがあったそうだ。関連した日本(東京大会)へのアドバイスと合わせてコメントをまとめてみたい。
SPE Hackを誰が行ったのか、これは多くの人が興味を持つところです。発覚してすぐに北朝鮮の関与が疑われていましたが、その後米国政府もこれを認めたことから既に事実のように扱われています。
このような体制で、期間中に実際どのような攻撃を防いだのだろうか。モリス氏は公表可能な事例として開会式の事例を教えてくれた。
準備期間は28か月にも及んだそうだ。逆にいえば、大会の2年以上前から、組織や体制づくりを行う必要があるということだ。システム環境を構築したり会場での演習やリハーサルなどは1年前には始められ、さまざまな作業が開会式まで続いた。
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