米国で開かれた個人情報盗難問題に関する司法委員会で、Choice PointとLexisNexis Groupの代表が、「漏洩通知を義務付けるカリフォルニア法がなければ、被害者には通知していない」と認めた。
3月に米国で明らかになったレクシス・ネクシス(LexisNexis)からの個人情報盗難だが、当初の発表されていた3万2000件ではなく、31万件のデータが漏洩していた可能性があると、4月12日、レクシス・ネクシスの親会社であるReed Elsevier Group PLCが発表した。
サンノゼ・メディカル・グループが、3月28日、18万5000件の個人情報の入った、2台のコンピュータが盗難されたとして、4月5日に通知を始めた。
顧客管理などをインドや中国など海外に受託することは、人件費の問題からコスト削減に大きく貢献し、魅力が大きいが、プライバシーとセキュリティの懸念から多くの企業、特に金融機関などは二の足を踏んでいるのが現状だ。だが、米国Northwestern Mutual Life Insurance
●6万5000件以上のスパム送付
Anti-phishing Working Groupによる2月のフィッシングのトレンドレポートによると、新しいオンライン詐欺、ファーミングの報告件数が増加するなど、フィッシングに新しい傾向がみられている。
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