Anti-phishing Working Groupによる2月のフィッシングのトレンドレポートによると、新しいオンライン詐欺、ファーミングの報告件数が増加するなど、フィッシングに新しい傾向がみられている。銀行やeBay、PayPalなどの金融機関になりすまし、e-mailを送付して、消費者を偽サイトへ誘導。口座情報や社会保険番号などを提供させるのがフィッシング攻撃だ。餌であるe-mailを送付し、消費者を釣り上げる。一方、最近言われ始めたファーミングは、ウィルスなどの種をまいておいて、消費者が正規のURLを入力しても、偽サイトへ誘導されるようにするものだ。このファーミング攻撃が増加しているとレポートでは警告する。【執筆:バンクーバー新報 西川桂子】──(この記事には続きがあります。続きはScan本誌をご覧ください)http://www.ns-research.jp/cgi-bin/ct/p.cgi?m-sc_netsec