ACCSによると、千葉県警サイバー犯罪対策課と東金署は、ファイル共有ソフト「Share」を通じて漫画作品を権利者に無断でアップロードし送信できる状態にしていた東京都品川区の無職男性を、著作権法違反の疑いで逮捕し、千葉地検八日市場支部へ送致した。
そのシステムは安全性が低く、誰でもパスワードを盗める状態であることに気付いた、と少年は地元報道機関に語った。彼自身は、そのサーバから何も盗まず、何のダメージも与えず、また侵入行為には1時間も費やさなかったと話している。
JASRACは、ファイル共有ソフトを使用して著作権法を侵害したとして男性が送致された事件について発表した。
多くのサービスが WHOIS の情報をアーカイブしているので、その情報は恒久的に入手できるだろう。スパム、スピアフィッシング、その他の悪質な目的のために、この情報を掘り起こして使用することも可能だという。
「救済を求めてサイトを訪問した犠牲者たちが、それを見た可能性があることを、我々は懸念している。それは本当に痛ましい」とチーフ役員は語った。このハッキングは、国際婦人デー(編集部註:毎年3月8日)と同時期に行われた。
ベネッセホールディングスは、同社の子会社であるベネッセコーポレーションの業務委託先の元契約社員が、ベネッセコーポレーションの顧客情報を不正に持ち出したことが判明したと発表した。
そのハッカーたちは、企業の重要データを盗んだ後も、バルクメールを送信するために、その企業独自の配信プラットフォームを乗っ取り、メールトラフィックを特定のウェブサイトへ向けることによって利益を得ていた。
ICANN が多くのシステムにおいて、基礎的な 2 要素認証さえも適用していなかったということが、このインシデントによって明らかとなった。Verisign は、長い論文の中で「ICANN の技術的な能力には懸念がある」と警告していた。
テレワークコミュニケーションズは、同社が提供する「ARIQUI.NET」の顧客情報が外部に漏えいしたことが判明したと発表した。
BSAによると、マイクロソフトの商標権を侵害したとして、栃木県警察本部などが千葉県内の男性を商標法違反容疑で逮捕した。
つい先週(編集部註:2015 年 2 月第 3 週)、同社の安価なラップトップに故意にバンドルされていた「Superfish」と呼ばれるアドウェアが発見された後、その中国の PC 屋はオンラインでの騒動をスパークさせていた。
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