親 ISIS のスクリプトキディ、性的暴行緊急対策サイトを改ざん~米国の WordPress を狙った低次元の攻撃を FBI が捜査中(The Register) | ScanNetSecurity
2024.04.25(木)

親 ISIS のスクリプトキディ、性的暴行緊急対策サイトを改ざん~米国の WordPress を狙った低次元の攻撃を FBI が捜査中(The Register)

「救済を求めてサイトを訪問した犠牲者たちが、それを見た可能性があることを、我々は懸念している。それは本当に痛ましい」とチーフ役員は語った。このハッキングは、国際婦人デー(編集部註:毎年3月8日)と同時期に行われた。

国際 TheRegister
親 ISIS 派のスクリプトキディたちによる、数多くのウェブサイトのハッキング――そこには Dublin Rape Crisis Centre のサイトが含まれている――に関して、FBI が捜査を開始した。

アイルランドの Dublin Rape Crisis Centre(編集部註:性的暴行を受けた男女の救済や精神的ケアを目的とした国営機関の危機管理センター。国内に 18 の施設を持ち、24 時間の相談ホットラインや一対一のカウンセリングなどを行っている)のウェブサイトでは、トップページに ISIS の黒い旗が表示され、また「(このページは)ISIS がハッキングした。我々はどこにでもいる」というメッセージが表示されるように改ざんされた。同じハッキング行為の一環で、そのサイトのページに植えられた Flash オーディオプラグインでは、アラビア語の歌が流された。

月曜(編集部註:2015 年 3 月 9 日)の朝には、同サイトは通常の状態に戻り、同時に Dublin Rape Crisis Centre の公式ツイッターアカウントは、その攻撃が具体的に彼らを標的としたものではなく、「WordPress ハック」によるものだと説明した
《ScanNetSecurity》

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