ビジネス ソフトウェア アライアンス(BSA)は11月28日、福岡県警サイバー対策犯罪課と粕屋署が11月20日、BSA加盟企業であるマイクロソフトコーポレーション(マイクロソフト)の商標権を侵害したとして、福岡県内の男性を商標法違反容疑で逮捕したと発表した。男性は、マイクロソフトの商標の使用に関して何らの権限がないにもかかわらず、インターネットオークションを通じて、プロダクトキーを出品・販売を行うに際して、マイクロソフトが商標登録を受けている「Windows」に類似する商標を掲載し、商標権を侵害した疑いがもたれている。2014年になってプロダクトキーの不正販売案件に対し商標権侵害に基づく逮捕、起訴、有罪判決が続いているが、本件はその流れに沿うもの。BSAもプロダクトキーの使用対象とされたソフトウェアプログラムの鑑定等を通じて捜査協力を進めてきたという。