情報処理振興事業協会セキュリティセンター(IPA/ISEC)は、2002年3月のコンピュータ不正アクセスの届出状況を発表した。同報告書によると、3月度の届出件数は90件と、過去3番目に多い件数で、前年同月の3.7倍であるとのこと。そのうちアクセス形跡が71件と高い数字であった。アクセス形跡は、通常ツール(プログラム)を利用して自動的に行われるので、無差別に、また頻繁に行われる場合が多いとのこと。IPA/ISECでは、時々ログを見て、どのようなアクセスがあったのか、不振な記録などがないかを確認するよう呼びかけている。http://www.ipa.go.jp/security/crack_report/20020404/0203.html