Securitize Japan株式会社は7月12日、フィリップ証券株式会社が公募を予定しているセキュリティ・トークンにSecuritizeプラットフォームを提供すると発表した。
2025年公開予定の映画「宝島」の映画製作委員会への出資で得られる権利をセキュリティ・トークン化してフィリップ証券より小口販売する予定で、投資家には、配当に加え、セキュリティ・トークン購入特典として投資規模に応じて、特典映像、劇場用宣伝ポスター等のグッズ取得や、 試写会等の限定イベントへの参加、エンドロールへのクレジット表示等の付与が予定されている。
本セキュリティ・トークンの発行・管理にはSecuritizeプラットフォームが利用され、今回の取り組みでは証券会社販売型STOに対応した機能を提供している。Securitizeプラットフォームはプライベート型、パブリック型の双方のブロックチェーンに対応しているが、本セキュリティ・トークンではプライベート型であるQuorumを選択している。
同社によると、映画に関連する権利のセキュリティ・トークン化は日本初の取り組みになるとのこと。