株式会社さくら観光は9月1日、同社が運営するインターネット予約サイトの顧客データに外部からの不正アクセスがあり、顧客情報の一部が流出した可能性が極めて高いことが判明したと発表した。これは、同社がクレジットカード会社からの指摘を受け、セキュリティ対策を専門とする第三者機関に調査を依頼したところ、韓国からの不正アクセスによりカード情報を含む個人情報が流出した可能性が高いとの報告があったというもの。同社では直ちにカード情報の削除および情報の再流出防止対策をとり、警察当局に連絡、関係各社と連携を取りながら対策を講じているという。流出した可能性の高い情報は、2005年10月11日から2010年6月30日の間、同社の旧システムにおいて新規会員登録を行った顧客216,509件のうち、169,595件(このうちクレジットカード情報を含むものは52,088件)の、名前、フリガナ、ログインID、ログイン用パスワード、メールアドレス、クレジットカード情報(カード番号/有効期限)、銀行名、銀行支店名、銀行口座番号、口座種別・口座名義。なお、郵便番号、住所、電話番号、その他の項目に関しては、調査の結果、流出の形跡がなかったとしている。http://www.489.fm/20100901.pdf