インターネット上で感染活動を行うコンピュータ・ウイルスは多数あり、その一つひとつに名前が付けられている。アンチウイルス研究者によると、その命名には特定のガイドラインが存在するという。まず、ウイルス作者が意図している名前以外のものにする必要がある。また、研究者はウイルスのコードやメッセージを精査し、そしてウイルスが発生した社会的状況なども鑑みて命名しなければならない。しかし、過去には次のような例外もある。昨年(2001年)夏に猛威を振るったウイルスCode Red だ。同ウイルスの名前の由来は、eEye Digital Security 社の研究者が同ウイルスを発見した時に口にしていた飲み物がコーラの一種であるCode Red であったことから命名された。