コンピュータ・ウイルス名のつけ方(Symantec 社) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.11.21(火)

コンピュータ・ウイルス名のつけ方(Symantec 社)

国際 海外情報

 インターネット上で感染活動を行うコンピュータ・ウイルスは多数あり、その一つひとつに名前が付けられている。アンチウイルス研究者によると、その命名には特定のガイドラインが存在するという。まず、ウイルス作者が意図している名前以外のものにする必要がある。また、研究者はウイルスのコードやメッセージを精査し、そしてウイルスが発生した社会的状況なども鑑みて命名しなければならない。しかし、過去には次のような例外もある。昨年(2001年)夏に猛威を振るったウイルスCode Red だ。同ウイルスの名前の由来は、eEye Digital Security 社の研究者が同ウイルスを発見した時に口にしていた飲み物がコーラの一種であるCode Red であったことから命名された。

 Symantec 社の幹部Vincent Weafer 氏は、ウイルスの命名法に関し「ウイルス作者の名前をウイルス名にしてはいけない。理由は、そのウイルス作者名を広く知らしめることになり、宣伝するようなものだからだ。また、ウイルス名に日付を使用してはいけない。理由は、多数の新種ウイルスが発見されるため、混乱の一因になる」と説明した。

 ウイルス名は主に、ウイルスを発見し公表した研究者が決定する。前述のWeafer 氏は「ウイルス発見者がウイルスのコードや機能を解析し、それに基づいた名前をつけることが多い。殆どのアンチウイルス関連会社は、ウイルス名に関してポリシーもしくは文字数規定を持っている」と説明し、新たに名前を決定する際は既存名のデータベースをチェックする必要があることを付け加えた。そして「現在、非常に多くのウイルスがあるため、同じ名前を使わずに新規名を考案するのは、難しいがやりがいのある作業だ。アンチウイルス・ソフトNorton により検出されるウイルスの種類は現在、58,193 種に上る」と述べた。

《ScanNetSecurity》

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