eEye Digital Security 社の報告書によると、非標準のエンコーディング方法であるhtml要求エンコーディング('%u'と呼ばれている)は、MicrosoftのIISはサポートしているがIDSはデコードできない。つまり、IDSは、そのエンコーディング方法を利用した攻撃に対しチェック機能が働かない。実際問題として、攻撃者はがIDSを迂回するため、'%u' Unicodeエンコーディングを使って要求をエンコードしウェブベース攻撃を修正する。このような混乱が発生する一因に、MicrosoftのIISがhtmlの非標準デコードを許可していることが挙げられる。(例えば、Apacheサーバはこの問題の影響を受けない)