イタリアの新聞が1月26日報じたところによると、ハッカーがバチカンのラジオ放送局の公式ウェブサイトに侵入した。攻撃は、ローマ法王ヨハネ・パウロ2世が新しいメディアの急速に広がる影響について懸念を示しながらも、インターネットに代表される新しい技術を受け入れるようカトリック教徒にメッセージを流した数時間後に起った。犯人はブラジルのシンジケートの一派と見られており、被害は小さいという。同サイトの責任者はハッカー攻撃を認め、そして既に通常のサービスに復旧したと付け加えた。 バチカンは新聞の発行やラジオ放送局の運営、出版社など広範囲なメディア関連の事業で利益を上げている。