このような状況でも、開発者はLinuxをより安全にするためのツールを大量に次々と作り出しているが、それは驚くほどのことではない。こうしたツールの1つをBastille Linuxプロジェクトが提供している。このツールの目的は、Red Hat Linuxのインストール後ただちに実行される“焼き入れプログラム”を生成することだ。ユーザには種々のセキュリティオプションが提示される。そして、このプログラムは、インタラクティブな(そして教育的な)セキュリティ経験を提供する。Bastilleグループは、安全なLinux製品を開発するよりもRed Hat Linuxを安全にするためのツールを作成する方を選択したのである。