日本エフ・セキュア社は21日、毎年4月26日に作動するCIHウィルス(別名:チェルノブイリ型ウィルス)について警告を発した。同ウィルスが昨年4月に活動した際には、200万台以上のパソコンがデータ損失などの被害を受けており、最も破壊的なウィルスとして注意が必要である。同社によると、2000年中のCIHウィルスによる被害は、1999年度の被害ほど大きいものにはならず、昨年中にアンチ・ウイルス・ソフトウェアをアップデートしていれば、CIHウィルスを検知することができるため問題は生じないとのこと。ただ、アップデートを行っていないユーザーに対しては、早めにアップデートするよう注意を呼びかけている。世界のCIH情報センター: http://www.F-Secure.com/cih/