●問題が続くGoogleと中国
Googleと中国をめぐる騒動は継続的に起こっている。2009年12月には、Googleの社内インフラに中国から高度な攻撃が行われた。その結果、中国本土から撤退、香港に移動した。今年になってからも、中東で繰り広げられたFacebookなどを用いた反政府
6月20日、アメリカ合衆国の核不拡散政策教育センター(Nonproliferation Policy Education Center:NPEC)のWebサイトに、翻訳ソフトの訳出文と思われる奇妙な日本語が書かれたハッキング声明ページがアップされた。本稿執筆時点である、23日現在も閲覧可能となってい
4月中旬、新華社が伝えたところによれば、中国国務院新聞弁公室、工業情報化部、公安部、国家工商総局は「違法なネットワーク広報活動の特定項目に関する抜本的整備事業方案」を提出し、4月中旬から2ヶ月の期限で、中国全土の「ネット水軍」行為の特定項目に対する取り締
●アカウント攻撃で警戒されるGmail使用
Googleは6月1日、米国政府高官のアカウントをはじめとする数百件ものGmailアカウントが不正アクセスを受けているとブログで発表した。「攻撃元は中国にいるハッカー」と断定したことから、中国政府が猛反発している。
活動的な中国ハッカーグループの一つ「中国藍客聯盟」のリーダー格メンバー「奠愛」は、初心者ハッカー向けDOS攻撃ツール「藍客聯盟専用版CC攻撃ツール」を製作、自らのブログ上にて、使用方法の実演ビデオマニュアルとともに4月から公開している。
中国テンセント(騰訊)科学技術ニュース6月13日付記事によれば11日、中国でトップクラスのハッカーらが、今年9月に開催予定の「COG情報セキュリティフォーラム」(COG信息安全論壇)に向けて準備委員会第1次会議を開いた。
4月に Vladimir氏 に寄稿いただいた「 中国・アジアセキュリティ動向 」ですが、おかげさまで読者のみなさまに好評をいただきましたので、このたび、中国・韓国・北朝鮮・中東・ロシアなどの広義の東アジアセキュリティ情報の定期連載化を決定しました。
米Googleが6月1日(現地時間)、同社のメールサービス「Gmail」に対して中国からサイバー攻撃が行われ、数百名の個人情報が流出したとブログにおいて発表した。同社では「メールシステムへの攻撃ではなく、Gmailの安全性に問題があったわけではない」としており、この攻