月例セキュリティ情報10件を公開、「緊急」含む5件がゼロデイ脆弱性(日本マイクロソフト) | ScanNetSecurity
2024.04.25(木)

月例セキュリティ情報10件を公開、「緊急」含む5件がゼロデイ脆弱性(日本マイクロソフト)

日本マイクロソフトは、2016年10月のセキュリティ情報を公開した。公開されたセキュリティ情報は10件で、このうち最大深刻度「緊急」は7件、「重要」は4件、「警告」は1件となっている。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
日本マイクロソフト株式会社は10月12日、2016年10月のセキュリティ情報を公開した。公開されたセキュリティ情報は10件で、このうち最大深刻度「緊急」は7件、「重要」は4件、「警告」は1件となっている。修正された脆弱性は、CVEベースで38件。今回発表された内容は以下の通り。

「緊急」
MS16-118:Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(3192887)要再起動
MS16-119:Microsoft Edge 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(3192890)要再起動
MS16-120:Microsoft Graphics コンポーネント用のセキュリティ更新プログラム(3192884)要再起動
MS16-122:Microsoft ビデオ コントロール用のセキュリティ更新プログラム(3195360)要再起動
MS16-127:Adobe Flash Player 用のセキュリティ更新プログラム(3194343)要再起動

「重要」
MS16-121:Microsoft Office 用のセキュリティ更新プログラム(3194063)再起動が必要な場合あり
MS16-123:Windows カーネルモード ドライバー用のセキュリティ更新プログラム(3192892)要再起動
MS16-124:Windows レジストリ用のセキュリティ更新プログラム(3193227)要再起動
MS16-125:診断ハブ用のセキュリティ更新プログラム(3193229)要再起動

「警告」
MS16-126:Microsoft Internet Messaging API 用のセキュリティ更新プログラム(3196067)要再起動

このうち、MS16-118およびMS16-126(CVE-2016-3298)、MS16-119(CVE-2016-7189)、MS16-120(CVE-2016-3393)、MS16-121(CVE-2016-7193)、は脆弱性の悪用が確認されており、ゼロデイ脆弱性の状態となっていた。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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