日本マイクロソフト株式会社は7月13日、2016年7月のセキュリティ情報を公開した。公開されたセキュリティ情報は11件で、このうち最大深刻度「緊急」は6件、「重要」は5件となっている。修正された脆弱性は、CVEベースで49件。今回発表された内容は以下の通り。「緊急」MS16-084:Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(3169991)要再起動MS16-085:Microsoft Edge 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(3169999)要再起動MS16-086:JScript および VBScript 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(3169996)再起動が必要な場合ありMS16-087:Windows 印刷 スプーラー コンポーネント用のセキュリティ更新プログラム(3170005)再起動が必要な場合ありMS16-088:Microsoft Office 用のセキュリティ更新プログラム(3170008)再起動が必要な場合あり「重要」MS16-089:Windows 保護カーネル モード用のセキュリティ更新プログラム(3170050)要再起動MS16-090:Windows カーネルモード ドライバー用のセキュリティ更新プログラム(3171481)要再起動MS16-091:.NET Framework 用のセキュリティ更新プログラム(3170048)再起動が必要な場合ありMS16-092:Windows カーネル用のセキュリティ更新プログラム(3171910)要再起動MS16-093:Adobe Flash Player のセキュリティ更新プログラム(3174060)要再起動MS16-094:セキュア ブート用のセキュリティ更新プログラム(3177404)要再起動このうち、MS16-092(CVE-2016-3272)、MS16-094(CVE-2016-3287)は脆弱性情報が一般に公開されていた。