月例セキュリティ情報14件を公開、最大深刻度「緊急」は7件(日本マイクロソフト) | ScanNetSecurity
2024.04.20(土)

月例セキュリティ情報14件を公開、最大深刻度「緊急」は7件(日本マイクロソフト)

日本マイクロソフトは、2016年9月のセキュリティ情報を公開した。公開されたセキュリティ情報は14件で、このうち最大深刻度「緊急」は7件、「重要」は7件となっている。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
日本マイクロソフト株式会社は9月14日、2016年9月のセキュリティ情報を公開した。公開されたセキュリティ情報は14件で、このうち最大深刻度「緊急」は7件、「重要」は7件となっている。修正された脆弱性は、CVEベースで59件。今回発表された内容は以下の通り。

「緊急」
MS16-104:Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(3183038)要再起動
MS16-105:Microsoft Edge 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(3183043)要再起動
MS16-106:Microsoft Graphics コンポーネント用のセキュリティ更新プログラム(3185848)要再起動
MS16-107:Microsoft Office 用のセキュリティ更新プログラム(3185852)再起動が必要な場合あり
MS16-108:Microsoft Exchange Server 用のセキュリティ更新プログラム(3185883)再起動が必要な場合あり
MS16-116:VBScript Scripting Engine 用の OLE オートメーションのセキュリティ更新プログラム(3188724)要再起動
MS16-117:Adobe Flash Player のセキュリティ更新プログラム((3188128)要再起動

「重要」
MS16-109:Silverlight 用のセキュリティ更新プログラム(3182373)再起動不要
MS16-110:Windows 用のセキュリティ更新プログラム(3178467)要再起動
MS16-111:Windows カーネル用のセキュリティ更新プログラム(3186973)要再起動
MS16-112:Windows のロック画面用のセキュリティ更新プログラム(3178469)要再起動
MS16-113:Windows 保護カーネル モード用のセキュリティ更新プログラム(3185876)要再起動
MS16-114:SMBv1 サーバー用のセキュリティ更新プログラム(3185879)要再起動
MS16-115:Microsoft Windows PDF ライブラリ用のセキュリティ更新プログラム(3188733)再起動が必要な場合あり

このうち、MS16-104およびMS16-105(CVE-2016-3351)は脆弱性の悪用が確認されており、MS16-110(CVE-2016-3352)は脆弱性情報が一般に公開されていた。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×