米マイクロソフトは29日、「Windows 10 Anniversary Update」を8月2日より提供開始することを発表した。 「Windows 10 Anniversary Update」は、今年3月に発表された、Windows 10向けの大型アップデート。新たに「Windows Ink」を搭載することで、Windows 10デバイスと自然な形で触れ合えるようになるのが特徴だという。ペン操作により、紙と同じようにアプリに書き込みを行ったり、付箋を貼ったりすることが可能になる。 また音声ガイド「Cortana」が、デバイスロック状態でも受け答えに可能になる。また情報の保存・呼び出し方法が拡張され、さらに使いやすくなる。 そのほか、Microsoft Edge、Windows Hello、Windows Defenderが刷新され、Microsoft Edgeを使った生体認証で対応ウェブサイトにアクセス可能となるほか、マルウェア対策も強化されたとのこと。Xboxとの連動も図られている。 「Windows 10 Anniversary Update」は、PC、スマホなど、全てのデバイス向けに無償で提供される。マイクロソフトによれば、現在3億5,000万以上のデバイスで、Windows 10は稼働しているとのこと。Windows 10は無償提供されており、2016年7月29日までにWindows 7/8/8.1からアップグレードしておけば、「Windows 10 Anniversary Update」も無償で導入できる。
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