名古屋大学医学部附属病院は6月14日、学生の不適切なSNS投稿と個人情報の漏えいについて発表した。
これは2020年3月に、名古屋大学大学院医学系研究科の学生がSNSに同院の患者の個人情報が映っている電子カルテ画面の写真を投稿したというもの。当該患者情報とは別に、個人は特定されない手術画像等の写真を投稿した不適切な行為も判明している。
漏えいしたのは、患者2名の氏名、入院診療科名及び電子カルテ上の日時を含む個人情報。
同院では、当該患者及び家族に状況を説明し、謝罪している。
なお、これらの投稿はすでに削除済みで、現時点で不正に使用された事実は確認されていない。
同院では今後、学生への個人情報保護及び倫理教育を徹底し、再発防止に努めるとのこと。