福岡県大刀洗町は3月13日、個人情報が記載された書類の回収不能事案について発表した。
これは同町西原区の区長に世帯主一覧及び世帯主異動一覧を貸与していたが、当該区長が2024年12月9日に死亡し、遺品整理が行われたことで回収不能となったというもの。3月3日に当該区長の遺族から自宅の片付けが終了したと報告があった。
回収不能となった書類は、令和5年度と令和6年度の世帯主一覧、世帯主異動一覧 約70世帯分で、世帯主の氏名、住所、生年月日が記載されていた。
同町では3月12日に当該地区の役員に概要を説明しており、3月14日には住民に回覧文書で謝罪を行っている。
同町では今後、個人情報の適切な管理を行政区長に周知するとともに、個人情報の取り扱いについての運用を見直し、再発防止に取り組むとのこと。