クラウド上のフォルダアクセス権が付与されたメール誤送信、コロナ陽性者一覧が閲覧可能 | ScanNetSecurity
2021.01.18(月)

クラウド上のフォルダアクセス権が付与されたメール誤送信、コロナ陽性者一覧が閲覧可能

福岡県は1月6日、同県の新型コロナウイルス感染症対策本部(調整本部)で取り扱う新型コロナウイルス感染症陽性者の個人情報漏えいが発生したと発表した。

インシデント・事故 インシデント・情報漏えい
福岡県は1月6日、同県の新型コロナウイルス感染症対策本部(調整本部)で取り扱う新型コロナウイルス感染症陽性者の個人情報漏えいが発生したと発表した。

これは2020年4月に、新型コロナ陽性者の入院調整のために調整本部が作成した陽性者のデータを医療関係者間にてクラウド上で共有を開始、11月30日に調整本部から医療関係者1名へ患者情報等が含まれるファイルが入ったフォルダのアクセス権が付与されたメールを送信した際に、本来送付すべきアドレスと酷似していた男性のアドレス宛に誤送信したというもの。同日中に、当該男性から宛先誤りの件、調整本部に連絡があり、即日、当該ファイルが含まれるフォルダに対し当該男性のアクセス制限対応を実施したが、個別のファイルへのアクセス制限がなされなかったため、ファイルのURLに直接アクセスすれば利用可能な状態が継続、2021年1月6日に一部報道機関からの取材により個人情報の漏えいが発覚した。

なお、クラウド上のデータは、調整本部から送られた特定のURL指定によりフォルダに直接アクセスするか、調整本部からアクセス権を付与された者しか利用できないようになっていた。

漏えいしたのは、福岡県内の新型コロナウイルス感染症陽性者に関する約9,500人分の氏名、居住地、年齢、性別、症状などが記載された患者一覧表。

調整本部によると現在、クラウド上にアップロードしているファイルについて全削除を実施し、全ての者が閲覧できない状態となっている。

調整本部では対象者に事実関係を案内するとともに謝罪を予定、また個々のファイルへのアクセス状況について調査を実施している。
《ScanNetSecurity》

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