株式会社ミック経済研究所は1月22日、セキュリティSI市場を捉えたマーケティングレポート「サイバーセキュリティシステム開発サービス市場の現状と展望 2017年度版」を発刊したと発表した。価格は190,000円(税別)。サイバーセキュリティシステム開発サービス市場は、2016年度が前年対比111.3%の2,228.5億円、2017年度は前年対比110.1%の2,453.9億円と予測している。同社では、国内主要SIer計25社を調査分析し、セキュリティSI市場を7つのサービスカテゴリーに分類した。その中で、エンドポイントセキュリティシステム開発サービスが最も高成長している。2016年度、2017年度と20%を超える成長率となっており、標的型攻撃やランサムウェアなどの被害が拡大する中、ゲートウェイ対策では守りきれずエンドポイントセキュリティを強化する流れが加速しており、今後も高い成長率が続くと予想している。なお、プライベートクラウドおよびパブリッククラウド環境でのサイバーセキュリティシステム開発の市場規模は、2016年度が前年対比128.9%の162.7億円、2017年度は前年対比130.2%の211.8億円と大きく成長している。AWSをはじめとしたパブリッククラウドでのシステム構築の際に、セキュリティシステムも一緒に構築するケースが多く、今後もクラウドサービスの利用とともに、クラウド環境でのセキュリティSIサービスの売上も大幅に伸長、2021年度は2016年度の4.2倍の683.2億円の売上になると予想している。
Oracle Weblogic Server の wls-wsat コンポーネントにおけるデシリアライゼーションの不備により遠隔から任意のコードが実行可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2018.1.15 Mon 8:30