BBソフトサービス株式会社は5月31日、「インターネット詐欺リポート(2017年4月度)」を発表した。本レポートは、同社の「Internet SagiWall」が検出・収集した危険性の高いネット詐欺サイトの数やカテゴリーなどを分析したもの。これによると、4月のインターネット詐欺サイトの検知数は776,502件で、前月より3.5%減少した。内訳は、ワンクリック・不当請求詐欺サイトが80.39%、フィッシング詐欺サイトが17.92%、マルウェア感染サイトが0.05%、ボーガスウェア配布サイトが1.32%、ぜい弱性悪用サイトが0.32%を占めていた。OSごとのネット詐欺種類別検知率では、ワンクリック・不当請求詐欺サイトの割合がWindowsで20.18%、Androidで84.00%、iOSで72.06%となっている。また4月度は、5月のイベントをターゲットにした詐欺サイトが多数発見され、前月より偽販売サイトが増加した。特に連休が長かったことから、こどもの日やゴールデンウィークを意識したサイトのほか、キャンプ用品や釣り具などレジャーグッズに関するさまざまな偽販売サイトが登場したという。