独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12月22日、Sky株式会社が提供するIT資産管理用ツール「SKYSEA Client View」に任意のコードが実行可能な脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは9.8。Skyをはじめ複数の注意喚起が発表されている。「SKYSEA Client View Ver.11.221.03およびそれ以前」には、管理機プログラムとの TCP 通信における認証処理に起因する任意のコードが実行可能な脆弱性(CVE-2016-7836)が存在する。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版(SKYSEA Client View Ver.11.300.08h)へアップデートするか、パッチを適用するよう呼びかけている。