独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月25日、LEMON-S PHPが提供する「シンプル携帯チャット」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは6.1。「シンプル携帯チャット 2.0 およびそれ以前」には、反射型および格納型のXSSの脆弱性(CVE-2016-7817)が存在する。この脆弱性が悪用されると、ユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。JVNでは、すでに開発および配布が終了しているソフトウェアであるため、使用を停止するよう呼びかけている。