独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月7日、SetucoCMSプロジェクトが提供するコンテンツ管理システム(CMS)である「SetucoCMS」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは6.3。「Animas OneTouch Ping」には、クロスサイトリクエストフォージェリ(CVE-2016-4891)、クロスサイトスクリプティング(CVE-2016-4892)、SQLインジェクション(CVE-2016-4893)、DoS(CVE-2016-4894)、コードインジェクション(CVE-2016-4895)、セッション管理不備(CVE-2016-4896)の脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、設定変更などユーザの意図しない操作の実行、ユーザのWebブラウザ上での任意のスクリプトの実行、任意のSQL文の実行、DoS攻撃、任意のコードの実行、情報の漏えいや改ざんなどの影響を受ける可能性がある。JVNでは、同製品は開発およびサポートが終了しているため、使用を停止するよう呼びかけている。