独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月3日、BestWebSoftが提供する複数のWordPress用プラグインにCAPTCHA保護メカニズムを回避される脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSSによるBase Scoreは5.0。「Captcha V4.0.6 およびそれ以前」「Google Captcha (reCAPTCHA) by BestWebSoft V1.12 およびそれ以前」には、CAPTCHA保護メカニズムを回避される脆弱性(CVE-2014-9283、CVE-2015-0890)が存在する。この脆弱性が悪用されると、ユーザによりCAPTCHA保護メカニズムを回避される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。