フォーティネットジャパン株式会社(フォーティネット)とその脅威研究部門であるFortiGuard Labsは12月19日、2015年に最も深刻になると思われるサイバーセキュリティ脅威を特定したと発表した。悪意のあるハッカーの観点、脅威インテリジェンス ソリューション ベンダの観点から導き出したものとなっている。ネットワークに接続されるデバイス数の増加に伴い、サイバー犯罪者はIoT攻撃や高度な回避技術における能力をさらに磨いていくことになるとしている。また、金銭や不正目的で大規模なサーバ側の脆弱性の悪用が今後も続くことになる。世界各国の企業や政府機関が危険にさらされており、消費者の重要な個人情報も同様であるとしている。2015年の重大な傾向とサイバーセキュリティ脅威が予測は以下の通り。・システムを破壊し、データを消去し、ハッカーの足跡を隠すブラストウェア・警察の追跡を逃れ、罪のない人を陥れようとするハッカー・モノのインターネットが脅威のインターネットに(IoT)・Denial of Revenue攻撃/データブリーチは継続、拡大・カウンター脅威インテリジェンスの増加また、新たな脅威から身を守るために脅威インテリジェンスおよびネットワークセキュリティベンダーが取るべき行動として以下を挙げている。・行動につながる脅威インテリジェンス・プロアクティブなインシデントレスポンス