「Binder」の悪用でAndroid端末からデータや情報が漏えいする危険性を実証(チェック・ポイント) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.03.28(火)

「Binder」の悪用でAndroid端末からデータや情報が漏えいする危険性を実証(チェック・ポイント)

脆弱性と脅威 脅威動向

チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社(チェック・ポイント)は10月20日、「Man in the Binder: He Who Controls the IPC, Controls the Droid」と題する新たな調査レポートを発表した。Android OS独自のアーキテクチャを研究した本レポートでは、プロセス間通信(IPC)におけるメッセージ伝達メカニズム「Binder」経由で保存または通信されるデータや情報がキャプチャ可能であることを示している。

レポートでは、Android OSのアーキテクチャにおけるBinderの主な役割を詳細に分析しながら、Android端末上のアプリケーションで送受信される情報(2ファクタ認証や暗号化などのセキュリティ対策で保護された情報を含む)が傍受可能である事実を実証している。また今回の調査では、端末のキーボード入力やアプリケーションでの処理内容(銀行取引など)、SMSメッセージのBinder経由での傍受に成功している。さらに、新しいAndroidマルウェアの可能性を示すとともに、セキュリティ担当者やAndroid開発者に対し、この問題について検討、協力して、新たな保護メカニズムを考案するよう呼びかけている。
《吉澤 亨史》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

脆弱性と脅威 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. 「Apache Struts2」に任意コード実行の脆弱性、至急の対策を呼びかけ(IPA)

    「Apache Struts2」に任意コード実行の脆弱性、至急の対策を呼びかけ(IPA)

  2. Microsoft Windows の Win32k.sys に Bitmap オブジェクトにおける整数オーバーフローにより権限が昇格可能となる脆弱性(Scan Tech Report)

    Microsoft Windows の Win32k.sys に Bitmap オブジェクトにおける整数オーバーフローにより権限が昇格可能となる脆弱性(Scan Tech Report)

  3. 「Apache Tomcat」に通信内容が漏えいする脆弱性、アップデートを呼びかけ(JVN)

    「Apache Tomcat」に通信内容が漏えいする脆弱性、アップデートを呼びかけ(JVN)

  4. データを破壊するワイパー型マルウェアの新種を発見(カスペルスキー)

  5. 「SHA-1衝突の実現」に対し、SHA-1電子署名への影響と対策を発表(JNSA)

  6. Linux システムの ntfs-3g において scrub の不備により管理者権限で任意のコードが実行可能となる脆弱性(Scan Tech Report)

  7. Oracleが「Java SE」のアップデートを公開、適用を呼びかけ(JPCERT/CC)

  8. Windowsに感染しLinuxベースのIoTデバイスにMiraiを配信するマルウェア(カスペルスキー)

  9. HTTPS通信監視機器がHTTPS通信のセキュリティ強度を低下させる可能性(JVN)

  10. Windows OSのパッチ適用がユーザに浸透、それ以外のパッチ未適用率は上昇(フレクセラ)

全カテゴリランキング

特集

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×