独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月28日、Sabreが提供する「Sabre AirCentre Crew ソリューション」に、SQLインジェクションの脆弱性(CVE-2014-4858)が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「Sabre AirCentre Crew バージョン 2010.2.12.20008 およびそれ以前」のCWPLogin.aspxには、SQLインジェクションの脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者によって認証をバイパスされ、管理ユーザとしてシステムにアクセスされる可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに当該製品に対応したアップデートを適用するよう呼びかけている。