独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月18日、FuelPHPが提供するWebアプリケーションを作成するためのフレームワーク「FuelPHP」に任意のコードを実行される脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「FuelPHP バージョン 1.1 から 1.7.1 まで」には、Request_Curl クラスの処理が原因で任意のコードを実行される脆弱性(CVE-2014-1999)が存在する。この脆弱性が悪用されると、細工されたデータを処理することで、サーバ上で任意のファイルを削除されたり、任意のコードを実行されるなどの可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとにフレームワークを最新版に更新するよう呼びかけている。