ソニックウォールは1月7日、SonicOSの脆弱性について発表した。「SonicOS 5.8.1.0 から 5.8.1.8 まで」には、Webブラウザからの管理者セッション内で不正なスクリプトを実行するように作られた特定のPOSTリクエストを受け入れてしまう脆弱性が存在する。本脆弱性は、管理者がファイアウォールにログインし、攻撃者がその管理者のPCからそのファイアウォールの特定のページにPOSTリクエストを送信した場合に発生する。この脆弱性の悪用に成功するとセッションハイジャックや予期せぬ動作を引き起こすことが可能となる。対象となる製品は、「Dell SonicWALL ファイアウォールアプライアンス」18製品。同社では、脆弱性の修正を含むバージョン 5.8.1.9を公開しており、該当するユーザはアップデートするよう呼びかけている。