株式会社セキュアヴェイルは12月20日、ソニックウォール・ジャパン株式会社と連携し統合セキュリティ運用サービス「NetStare」が提供するSonicWall UTMの運用・監視サービスの拡張を発表した。
セキュアヴェイルが創業から20年にわたり提供する「NetStare」は、SOC(Security Operation Center)とNOC (Network Operation Center)を融合させた24時間365日体制の統合セキュリティ運用サービスで、ユーザー企業のネットワーク機器を常時1.1万台以上監視し、 1日25億件の膨大なログを収集、 機器故障や通信障害、サイバー攻撃などをいち早く発見するとともに、インシデント発生時の原因調査と復旧を支援する。
NetStareは7月に、ソニックウォール・ジャパンの支援のもとSonicWall次世代ファイアウォールGen7 UTM「TZシリーズ」「NSaシリーズ」の運用・監視サービスをリリースしていたが、サービス内容を拡張し、従来の稼働状況やセキュリティ機能の監視に加え、脆弱性管理やOSのバージョンアップ作業、専門のエンジニアによる24時間365日のヘルプデスクを提供する。
SonicWall UTMは、昨今の半導体不足の中で安定的なハードウェア供給を実現し国内で猛烈にシェアを拡大しており、富士キメラ総研の調べによれば2021年度の次世代ファイアウォール国内出荷台数No.1を獲得したという。
さらに今後は、定期的なログ解析によるセキュリティリスク分析への対応など、より高いセキュリティレベルを提供するセキュリティ運用サービスに進化する予定。