工藤伸治のセキュリティ事件簿 シーズン4 「超可能犯罪」 第10回「サイバー空間におけるデータ同定問題」 | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2018.05.23(水)

工藤伸治のセキュリティ事件簿 シーズン4 「超可能犯罪」 第10回「サイバー空間におけるデータ同定問題」

特集 フィクション

>>第 1 回から読む

今回は、盗みやすい上に他から入手することが困難な個人情報だったから、「サイバー空間におけるデータ同定問題」が発生している可能性は全く考えていなかった。だが、どんな場合でも個人情報の漏洩なら可能性は常にある。

「誰かが他から同じ情報を入手した可能性ってあるのか?」

「全社員が結託して、自分の個人情報を提供した可能性もあります」

「は? なに言ってんの」

「氏名、住所、電話番号、メールアドレス、生年月日なら自分でわかります。全社員が自分の情報を提供すれば、今回流出したデータと同じものを作れます」

あるはずない、と思わず言いそうになったが、可能性を否定はできないことにすぐ気がついた。オレは、しばらく絶句した。
《一田和樹》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

人気過去記事

もっと見る

人気過去記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×