ビッグデータのサービス利用を考える経営者層向けに利便性や脅威を解説(IPA) | ScanNetSecurity
2024.07.27(土)

ビッグデータのサービス利用を考える経営者層向けに利便性や脅威を解説(IPA)

IPAは、ビッグデータを利用して新たなサービスを提供しようとする企業の経営者層を対象とした報告書「くらしと経済の基盤としてのITを考える研究会」を公開した。

調査・レポート・白書・ガイドライン
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は3月30日、ビッグデータを利用して新たなサービスを提供しようとする企業の経営者層を対象とした報告書「くらしと経済の基盤としてのITを考える研究会」を公開した。本報告書は、IPA内に設置した同研究会において、「つながるIT」がもたらす利便性や脅威について発表や議論、および実施した日米の動向・判例調査結果を踏まえ、ビッグデータをキーワードとして取りまとめたもの。

ビッグデータを利用したサービスは、ビジネスチャンスの拡大や社会への貢献などが可能な反面、暗号の危殆化や情報の漏えい、特に利用者の意図しない個人的な情報の収集・利用の危険性といった問題点も存在している。本報告書では、ビッグデータとはそもそも何であるかを平易に解説しているほか、ビッグデータの先進事例や、サービスを実現する上での利点や課題、その解決に向けた取り組みについて、各分野の専門家である委員とIPAがそれぞれの視点から切り込んだ論考集としてまとめている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

編集部おすすめの記事

特集

調査・レポート・白書・ガイドライン アクセスランキング

  1. 1,952 社から 9,208 件の報告 ~ 2023年度 Pマーク付与事業者の個人情報取扱いにおける事故

    1,952 社から 9,208 件の報告 ~ 2023年度 Pマーク付与事業者の個人情報取扱いにおける事故

  2. ランサムウェアの種別特定やセカンドオピニオンも ~ セキュリティ企業も頼りにできる JPCERT/CC

    ランサムウェアの種別特定やセカンドオピニオンも ~ セキュリティ企業も頼りにできる JPCERT/CC

  3. 世界中の警察官が考える現在/未来の脅威「インターポール世界犯罪動向2022」公表

    世界中の警察官が考える現在/未来の脅威「インターポール世界犯罪動向2022」公表

  4. 「シャドーアクセスとは?」CSAJ が定義と課題をまとめた日本語翻訳資料公開

  5. フィッシングサイトのドメイン「top」が最多、デジタルアーツ調査

  6. 2023 年度の情報セキュリティ市場は 1 兆 4,628 億円 9.8 %成長 ~ JNSA調査

  7. 取締役や幹部への罰金 禁固 罷免 解雇 ~ サイバー攻撃後の被処罰最多は APJ 地域

  8. 「無料求人広告」無料期間終了後 高額請求、法人間のトラブル事例

  9. Proofpoint Blog 36回「身代金を払わない結果 日本のランサムウェア感染率減少? 感染率と身代金支払率 15 ヶ国調査 2024」

アクセスランキングをもっと見る

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×