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2018.10.19(金)

工藤伸治のセキュリティ事件簿 シーズン3 「エリカとマギー」 第26回「犯人」

発生した事象を全体を時系列に並べて書いていた時、頭の霧が晴れた。オレは完全に勘違いしていた。犯人がデータの公表を遅らせた理由がわかった。あやうくはめられるところだった。

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夜遅くなってから事務所に戻り、買ってきた弁当をぼそぼそ食いながらもう一度頭を整理した。ほとんどのシナリオは読めた。だが、まだわからないことがある。

発生した事象を全体を時系列に並べて書いていた時、頭の霧が晴れた。オレは完全に勘違いしていた。犯人がデータの公表を遅らせた理由がわかった。あやうくはめられるところだった。

おそらく犯人は数ヶ月経てば広告代理店のサーバログが廃棄されることを知っていたんだ。もちろん、犯人はキャンペーン用のサーバをクラッキングなんかしていないし、データを盗んでもいない。でも、ログを消さなければならない理由があった。犯人がキャンペーン用サーバではなく、本体サーバをクラックしたことはほぼ間違いない。

問題は、どうやってクラックしたかだ。

・ログに異常はない

・アクセスに当たっては、IDだけでなくアクセス元(どの座席からアクセスしている)の確認も行われている。こちらも異常はない

・外注向けの共用PCにも異常ログはない

《一田和樹》

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