社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)の9月9日の発表によると、北海道警生活経済課と札幌方面北署は9月8日、インターネットオークションを悪用し、権利者に無断で複製したコンピュータソフトを販売していた千葉県市川市の無職男性(46歳)を著作権法違反の疑いで逮捕した。男性は、2010年3月9日頃から4月9日頃までの間、2回にわたりマイクロソフトコーポレーションが著作権を有する「Microsoft Windows2000 Professional」他1種類のソフトウェアを権利者に無断で複製したCD-R計3枚を、札幌市北区の男性ほか1人に対し、計23,000円で販売していた。警察によると、男性はファイル共有ソフト「BitTorrent」通じてマスターとなるソフトを入手した上で、「WANTEDオークション」で複数のIDを取得し、出品画面上で「未使用正規」と説明し海賊版を販売していた。逮捕されるまでに約100万円を売り上げたことを供述しており、販売期間について調べが進められているという。また、本事件は2010年3月、商品を購入した男性が北署に被害相談し、相談を受けた署員がACCSを通じて著作権者へ連絡したことが端緒だという。http://www2.accsjp.or.jp/criminal/2010/1017.php