では「衛る」側には一体何が足りないのか。どうすればより堅牢な守りを実現し、次世代に技術を伝えていくことができるのか --- そんな問題意識に立って、守りを築くための技術と心を身につけるための場としてデザインされたのが「ハードニング競技会」だ。
単にお金を出すだけでなく、競技を通じてベンダー自身も成長を促される、セキュリティイベントへの新しいスポンサーの参加の方法として今後の展開が期待される。
“衛る” セキュリティ競技 Hardening Project の第 12 回目競技会「 Hardening II Collective 」が、2018 年 7 月 6 と 7 日に沖縄県宮古島市 JTAドームにて開催され、競技参加者たちと運営スタッフやスポンサーなどを合わせて 100 名以上が集った。
「参加者たち自ら “Hardening” について思うところは無いのか」――こんな問いかけがきこえてくる。
2017年11月23日から25日までの3日間、兵庫県淡路島で「衛る」力のサイバーセキュリティ総合競技Hardening Projectの第11回目『Hardening 2017 Fes』が開催された。