エックスサーバー株式会社は3月19日、DDoS(分散型サービス拒否)攻撃に対処するためにグローバル規模で攻撃をブロックできる高性能な対策システムを導入したと発表した。
同社が導入した高性能DDoS対策システムは、同社ネットワーク内部ではなくグローバル規模で攻撃をブロックできる仕組みを備え、サービス停止のリスクを大幅に低減、攻撃を受けた場合もサービスダウンを最小限に抑える設計となっている。
同システムの導入で、バックボーンネットワーク全体に大きな影響を及ぼす「DDoS障害」について、導入前後の3ヶ月間の発生件数と比べ90%以上の削減に成功したとのこと。
また同社では、バックボーンネットワークの対外接続を強化するとともに、新たな拠点間接続を行ったことで、対外接続容量が1Tbpsを突破している。