グランプリ(見込み販売力1位)は、社会人2人とKBC学園の生徒4人のチームDay1が獲得しました。入念に準備を進めてきた学生と、経験を活かして的確な指示を行った社会人の絶妙な組み合わせが功を奏したようです。
前日の競技とナイトパーティが終わった後、Soteningのために発表資料を作成してもらいました。どのチームも個性的な面白い発表で、非常に盛り上がりました。ポイントだけですが、一部発表内容を紹介します。
添付ファイルにマルウェアをつけた標的型攻撃メールも同様に送信されていましたが、Hardening経験者がいるチームでは、未経験のチームメンバに「添付ファイルは開くなっ!」と指示が飛んでいたようです。
過去3回は東京開催でしたが、4回目にして地方開催を実現することができました。日本のみならずアジアパシフィック諸国に対してもHardeningのコンセプトを発信していこうということで、地理的にも中心に位置する「沖縄」を選びました。
「今回こそ、地方開催やりたいね」
「そうだね、どこがいいだろう」
「沖縄でしょう」
「いいね」
「えー!?まじすか」
ここまで4回開催されてきたHardeningですが、最初から現在の形で運営されていたわけではありません。少しずつ強化・改善を加えながらバージョンアップしてきました。第1回からの変遷をご紹介します。
Hardeningの中枢である競技環境は、情報通信研究機構 北陸StarBED技術センター上に構築されています。物理ノード数 : 34台、VM数 : 239台という大規模環境です。
今回は、2014年6月に沖縄で開催された「最高の守る技術を持つエンジニアを発掘・顕彰するセキュリティコンペティション」Hardening 10 APACの模様についてご紹介します。