株式会社Kaspersky Labs Japan(カスペルスキー)は10月4日、ロシアKasperskyが8月29日に公開したリリースの抄訳として、2011年第2四半期に発生したDDoS攻撃をKaspersky Labのセキュリティエキスパートが分析し、重要な傾向を発表した。レポートでは、同四半期にはDDoS攻
この数ヶ月、企業を狙った大規模な個人情報漏えい事件が頻発している。記憶に新しいソニー関連子会社、Google、シティバンク等々、サイバー攻撃による事件は収束する気配がなく、グローバルに広がり、とどまるところを知らない。
これらの事実をまとめると、サイバー攻撃を行なうに足りる理由や背景が存在していることが理解できると思う。どのような興味や特性を持つ人間がサイバー攻撃側になってしまうのかを見積ることは、決して不可能なことではない。
2011年4月、ソニーに対する大規模なサイバー攻撃が発生した。そして、これを契機として各企業や多くの組織など自組織のサイバー攻撃対策を再考する所もあるのではないかと思う。しかしこの事件から教訓を得るためには、より多くの正確な情報から事件の経緯を把握し教訓を
5.そろそろ発想を変えた対策を考えよう
4.情報開示や対策が的確だったのかを考察
3.「閉鎖環境だから安全」に疑問符がつく、攻撃手法の考察
株式会社ラックは6月9日、ソニーのプレイステーション・ネットワークからの情報漏えいを受け、企業向けに緊急対策セミナーを開催する。
2.金銭目的ではない犯行、犯行動機の脅威と変化
(※本稿は2011年5月17日に公表されたレポートに執筆者が一部加筆を行った)
ソニー株式会社および株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントは5月3日、PC向けオンラインゲームサービスを展開するソニーグループの会社である米Sony Online Entertainment LLC(SOE)が管理、運営しているシステムに不正侵入があり、顧客情報が違法に取得され
ソニー株式会社および株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントは5月1日、PlayStation NetworkおよびQriocityへの不正アクセスに関する現状と対応について記者発表を行った。これによると、米カリフォルニア州サンディエゴ市内のデータセンターにあるシステムへの