GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社は10月28日、同社の脆弱性調査・研究チーム「GMOイエラエ」が自動車サイバーセキュリティコンテスト「Automotive CTF 2024 グローバル決勝」で世界2位を獲得したと発表した。
VicOneとblock harbor cybersecurityが主催する「Automotive CTF 2024 グローバル決勝」は、自動車業界のサイバーセキュリティに関する意識と認知を高め、専門知識を向上させるためのトレーニング機会を提供し、業界内外で専門性の高いセキュリティ人材のコミュニケーションの場を作ることを目的としたセキュリティコンテストで、10月21日に米国ミシガン州デトロイトで開催された。
日本からは「Automotive CTF Japan」で優勝・準優勝を果たした2チームが「Automotive CTF 2024 グローバル決勝」に参加し、米国、ドイツ、韓国、スウェーデンなどその他の国からの参加チームも含め合計6チームが最終優勝者の座をかけて競い合った。
「Automotive CTF 2024 グローバル決勝」では、多くのチームが解いた問題ほど点数が低くなるダイナミックスコアリング形式を採用しており、GMOイエラエは5,400点を獲得し世界2位となった。
GMOイエラエの古川和祈氏は「競技中はスコアボードの公開がなく表彰式まで結果がわからなかったため、発表の際はとても緊張していました。普段の業務で培ってきた車載システムやCANに対する攻撃の経験が反映された結果だと受け止めています。」とコメントしている。