アルプス システム インテグレーション株式会社(ALSI)は11月24日、USBメモリなどの外部メディアに関する利用実態調査の結果を発表した。
同調査は9月22日から9月26日に、企業や官公庁などの法人に務める情報システム管理者415名を対象にWebアンケート方式で実施している。
同調査によると、外部メディアを利用した情報の持ち出しについて、86%が 「規定がある」と回答したが、規定がある法人で「システムで管理」しているのは42%に留まり、21.6%が「外部メディアに書き出す情報について管理していない」と回答している。
外部メディアに導入したいセキュリティ対策を尋ねたところ、「パスワード設定」が36.6%で最多となり、「外部メディア自体を暗号化」が28.2%、「不正な書き出し(エクスポート)操作の検知・アラート」が25.5%と続いた。
また、外部メディアの紛失や盗難による情報セキュリティインシデントは21.7%の法人で発生していることが判明した。