米国証券取引委員会、サイバー犯罪対策ユニットと暗号通貨詐欺担当の人員を 2 倍に | ScanNetSecurity
2025.02.28(金)

米国証券取引委員会、サイバー犯罪対策ユニットと暗号通貨詐欺担当の人員を 2 倍に

 米国証券取引委員会(SEC)は、暗号通貨詐欺やその他のサイバー犯罪を取り締まるための特別部隊を 20 人増員するつもりだ。

国際
www.sec.gov

 米国証券取引委員会(SEC)は、暗号通貨詐欺やその他のサイバー犯罪を取り締まるための特別部隊を 20 人増員するつもりだ。

 仮想資産及びサイバー・ユニットと改称されたこの部隊は、これで 50 人の人員を擁することとなる。SEC の望みは、デジタル資産とそのマーケットプレイスへの関心の高まりにつけこんで利益を得ようとする犯罪者を取り締まることだ。

 SEC委員長のゲイリー・ゲンスラー氏は紋切り型の声明の中でこう述べた。「暗号通貨市場にアクセスする投資家が増える中、投資家の保護にさらなるリソースを注ぐことの重要性も増してきています。鍵となる部隊の規模を倍近くに拡大することで、サイバーセキュリティに関する情報開示と監督の問題を特定するための取り組みを続けつつ、暗号通貨市場における不正行為取り締まりを行うためにさらなる備えができるのです」


《The Register》

関連記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 永世名誉編集長 りく)

×