米国証券取引委員会(SEC)は、暗号通貨詐欺やその他のサイバー犯罪を取り締まるための特別部隊を 20 人増員するつもりだ。
仮想資産及びサイバー・ユニットと改称されたこの部隊は、これで 50 人の人員を擁することとなる。SEC の望みは、デジタル資産とそのマーケットプレイスへの関心の高まりにつけこんで利益を得ようとする犯罪者を取り締まることだ。
SEC委員長のゲイリー・ゲンスラー氏は紋切り型の声明の中でこう述べた。「暗号通貨市場にアクセスする投資家が増える中、投資家の保護にさらなるリソースを注ぐことの重要性も増してきています。鍵となる部隊の規模を倍近くに拡大することで、サイバーセキュリティに関する情報開示と監督の問題を特定するための取り組みを続けつつ、暗号通貨市場における不正行為取り締まりを行うためにさらなる備えができるのです」