一般社団法人全国銀行協会(全銀協)は9月7日、盗難通帳、インターネット・バンキング、盗難・偽造キャッシュカードによる預金等の不正払戻し件数・金額等に関するアンケート結果および口座不正利用に関するアンケート結果について発表した。この調査は同協会の正会員・準会員・特例会員(191行)を対象に実施したアンケート調査で、2020年6月末時点における「盗難通帳による預金等の不正払戻し」、「インターネット・バンキングによる預金等の不正払戻し」、「盗難キャッシュカードによる預金等の不正払戻し」、「偽造キャッシュカードによる預金等の不正払戻し」および「口座不正利用」について結果をまとめている。このうち「インターネット・バンキングによる預金等の不正払戻し」のアンケート結果では、2020年度4月~6月の個人顧客の不正払戻件数は372件(前四半期は290件)、金額は2億1,700万円(同、1億3.000万円)、法人顧客では13件(同3件)、1,700万円(同1,100万円)となっており、個人は2019年第2四半期からの増加傾向が進んでいる。法人では本四半期だけで2019年度の総数に並ぶ結果となっている。
Microsoft Windows の Print Spooler サービスにおけるシンボリックリンク検証不備により管理者権限で任意のファイルが作成可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2020.8.27 Thu 8:10