独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は6月5日、株式会社XACKが提供するDNSサーバ向けソフトウェア「XACK DNS」にサービス運用妨害(DoS)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは8.6。開発者が製品利用者への周知を目的に報告を行った。脆弱性の影響を受けるのは、次のバージョンのうち、キャッシュサーバ機能を使用している(フルリゾルバの設定を行っている)システム。XACK DNS 1.11.0 から 1.11.4 までXACK DNS 1.10.0 から 1.10.8 までXACK DNS 1.8.0 から 1.8.23 までXACK DNS 1.7.0 から 1.7.18 までXACK DNS 1.7.0 より前の全てのバージョンこれらのバージョンには、一般に「NXNSAttack」と呼ばれる問題に起因するDoSの脆弱性(CVE-2020-5591)が存在する。この脆弱性が悪用されると、当該フルリゾルバーの負荷を上昇させ、パフォーマンスを低下させる。あるいは当該フルリゾルバーを、リフレクション攻撃の踏み台として悪用するといったDoS攻撃を受ける可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとにアップデートするよう呼びかけている。
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